【戸田市】戸田市出身のBMXレーシング・中林凌大選手を、戸田市のみんなで応援しよう!
BMXレーシング・中林凌大選手を支える地元のサポート
戸田市出身のBMXレーシング・中林凌大選手(以下、中林選手)の次戦が、2023年10月1日(日)に迫っています。
そんな中林選手は、地元・戸田にある2つのお店からサポートを受けつつ、この大事な一戦に備えています。
今回は、「治療院 ねまーれ」泉信人さん(以下、泉さん)と「恵風 Bicycle Support KeiFu:」山﨑翔一さん(以下、山﨑さん)に中林選手をサポートするに至った経緯や内容を聞いてみました。
中林選手をサポートするようになったきっかけ
泉さん:きっかけは、中林選手のご両親が当治療院に通ってくれたのがきっかけです。
そこで「息子がBMXレーシングをやっているから、もしよかったら今度診てやってほしい」と相談を受けたんです。
数日後、中林選手本人もやってきて、身体のメンテナンスで協力させていただくことになりました。
話を聞いたら、これまでは専門スタッフの手が入っていなかったんですよ。それでこの成績が残せているのなら、ちょっと環境を変えるだけでさらに上を目指せるんじゃないかって思ったんです。
山﨑さん:私は泉さんから紹介を受けたのがきっかけです。
泉さん:身体のメンテナンスは「ねまーれ」で、BMXのマシンメンテナンスは「恵風」でサポートできればなって思ったんです。山﨑さんの自転車の知識は間違いないので!
山﨑さん:BMXって、自転車の中でも特殊な存在なんです。正直なところ、これまでしっかり触ってきたことはありませんでした。でも、自分の幅を広げられるチャンスだとも感じたので、中林選手のメカニックサポートとして協力しようと決めました。
あえてメンテナンスしすぎないことを意識している
泉さん:元々K-1選手とかも診ていたし、スポーツ選手のメンテナンス経験もあります。その経験からいっても、中林選手は極端に怪我が少ない選手です。
若いし、身体も安定しているので、あまりメンテナンスしすぎないことを意識しています。特にシーズン中は、基本的に必要最低限しかやりません。
もちろん競技について勉強もしているし、こうした方がいいのではって提案することはあるけど、本人が嫌だって感じるものはやらないし、押し付けない。トップアスリートとしての本人の気持ちを優先しています。
ただ、調子に合わせて必要であればいつでもおいでとは言ってあります。
中林選手:困ったときにすぐ相談できるプロがいるってことは、本当に助かっています。何より安心感がある。自分でしっくりこないことは、ちゃんとNOと言えるし、言いやすい環境を整えてくれています。
泉さん:最近はメンテナンスっていうよりマネージャー的なポジションになりつつあるけどね(笑)
気持ちを聞きながらメンテナンス
山﨑さん:自転車は、フィーリングというか好むポイントが人によって違うんです。だから中林選手のBMXに触るときも、その状態や気持ちを聞きながらメンテナンスすることを意識しています。
ただ、本人も気づいていない大事なことはしっかり伝えます。
先日、さすがにこれはって思ったので、ブレーキケーブルを交換して試してもらいました。BMXでは、ほとんどブレーキに触れることがないから気にしていなかったようですが、その違いに驚いていました。無意識に触っていることに、本人も気づいていなかったのでしょう。
中林選手:ブレーキってこんな軽いんだって驚きました(笑)
これまで、自転車のメンテナンスはお父さんが担当していたけど、やっぱりプロは違いますね。自分がいいパフォーマンスを出す上で、こんな心強いことはありません。
BMXレーシングをもっとみんなに知ってほしい!
中林選手は、2023年9月10日に開催された「戸田朝市」のステージに登壇。BMXレーシングの魅力について話をしました。
そんな中林選手、泉さん、山﨑さんの3人が共通して考えていることが「BMXレーシングをもっとみんなに知ってほしい!」ということです。
子ども好きな中林選手は、優勝した際のパフォーマンスとしてお馴染みの「なかばやC~」を楽しみにしている子がいるほど、どもからも好かれるキャラクター。
戸田市の子どもたちにBMXレーシングの魅力を伝えるには、これ以上ない存在といえるでしょう。
戸田市のみんなで中林選手を応援しよう!
泉さん:3人でよく話をするんです。ユニフォームのスポンサーが戸田市の企業で埋まったらカッコいいよねって(笑)
地域に密着した企業とかお店がサポートした選手が、日本や世界と戦っていくなんて最高じゃないですか?
以前、中林選手がコロンビアのレースに出場したとき、「TODA、JAPAN」と紹介された映像を観たときは本当に痺れました!
山﨑さん:「SAITAMA、JAPAN」じゃなくて「TODA」か〜ってね(笑)
中林選手:ユニフォームの左袖は、ナショナルチャンピオンになると「日本の国旗」になるんです。だから右袖は戸田市のために空けておこうと思っています!
胸に大企業のスポンサーが入ったとしても、右腕だけはオール戸田っていうの面白いですよね(笑)
泉さん:中林選手とはまだ1年半ぐらいの付き合いだけど、もう親戚の子を応援するって感覚に近いですよ。優勝してほしいけど、それ以上にケガをしないでレースを終えてくれみたいな(笑)
レースを終えて結果を報告しに来てくれるってだけで、本当に嬉しい気持ちになる!
山﨑さん:サポートする立場だけど、こっちがワクワクさせてもらっているって気持ちはありますね。
中林選手の次戦は、2023年10月1日(日)に行われる「2023 JBMXF大東建託シリーズ第6戦 秩父大会」。「2023 JBMXF大東建託シリーズ」の3連覇に向けて負けられない一戦です。
そしてその先には、2028年開催の「ロサンゼルスオリンピック」出場を目指しています。
戸田市出身の中林選手を、戸田市のみんなで応援しましょう!
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