【戸田市】埼玉ポーズ生みの親・鷺谷政明氏が語る。2024年の戸田市で注目したいのはここだ!
「埼玉ポーズ」生みの親が【号外NET 戸田市・蕨市】に登場!
2023年11月23日に公開された映画「翔んで埼玉〜琵琶湖より愛をこめて〜」はご覧になりましたか?
映画の中でも度々登場する「埼玉ポーズ」は、映画のために作り出されたポーズではありません。
「埼玉ポーズ」を生み出したのは、埼玉県を中心に企業や自治体などの広告制作・プロモーション事業を請け負うクリエイティブディレクター・鷺谷政明さん(以下、鷺谷さん)。各メディアが埼玉県を特集する度に声がかかる要チェックな埼玉県人です。
そんな鷺谷さんに、戸田市に対するイメージや今注目している点について聞いてみました。
鷺谷政明さんインタビュー!
ー鷺谷さんは、2018年11月に発売した著書「なぜ埼玉県民だけがディスられても平気なのか? 今こそ、日本中に伝えたい。独自に育まれた埼玉県の常識!」(徳間書店)の中で、埼玉県にある全市町村を取材していますが、戸田市にはどんなイメージがありますか?
鷺谷さん:当時の戸田市は、確か生産年齢人口(15〜64歳)が県内1位で、老年人口(65歳以上)が県内最下位。平均年齢も県内1位の若さで、出生率も県1位でした。
戸田市は、元気のあるまちだなって印象がありますね。
都内へのアクセスも抜群だし、埼玉が誇る巨大な公園「彩湖・道満グリーンパーク」もある。戸田市に住む私の友人も、「せっかく戸田に住むなら」と高価なロードバイクを購入していました。
ーいいイメージを持ってくれているんですね!
鷺谷さん:いや、昔はすごくイメージが悪かったですよ(笑)
それこそ20数年前。私が高校生のときに埼京線に乗っていると、競艇場帰りで酔っ払ったおじさんたちが戸田公園駅で大勢乗ってくるし、戸田とは直接関係ないけど埼京線は痴漢が多いって噂もあったし。
なんかガラの悪いイメージだった(笑)
戸田市で今、一番注目していること!
ー確かにそんな時代もありましたね……。
鷺谷さん:でも、逆にそこが戸田市のスゴいところなわけですよ。
どうやって、その悪いイメージから今の戸田市のイメージに逆転できたのか!?
これが戸田市で一番気になるところ!
今の戸田市って「子育てのまち」とか「教育のまち」ってイメージがあるじゃないですか?
これは2018年発売の「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」(東洋経済新報社)という本に書いてあるんだけど、「戸田市教育員会」と本の著者である新井紀子さんがいる「国立情報学研究所」は、共同でリーディングスキルの向上を目指した研究を進めているんです。
2015年から導入している「リーディングスキルテスト」では、問題を作ったり採点したりする側の先生方も一緒になって学んでいるのがポイント。自らも学ぶから、生徒・児童がどこでつまづいているかわかるんです。
「リーディングスキルテスト」を導入してから、戸田市の子どもの学力が飛躍的に上がりました。「令和5年度 全国学力・学習状況調査」の結果をみても、戸田市は全国平均や埼玉県の数値を上回っているし、全国でもトップクラスなんじゃないかな?
もちろんこれだけが理由ではないのだろうけど、成功事例としてもっと注目されていいと思っています。戸田市以外の自治体も導入する価値が十分にあるデータだと思っています。
私は戸田市民じゃないけど、どこへ行っても「戸田の教育はスゴい」って話を聞きますよ
小学校にはそれぞれがしっかりした教育方針を持っているし、コロナ禍のリモート授業への切り替えも早かった。
2023年2月に岸田総理が「戸田市立戸田東小・中学校」を視察に訪れているのも、それだけ戸田市の教育が進んでいるからだと思います。
待機児童問題にも早い段階で成果を出していました。
子育て世代への保障も厚い。
そこにきて子どもの学力も高いとなれば、戸田市で子どもを産みたい、子育てがしたいって、戸田市に引っ越してくる方が増えるのも当然ですよね。
理由を何か一つに絞るのは難しいだろうけど、こういった一つひとつの取り組みが戸田市のイメージを逆転させた。
そこには必ずキーマンとなる方がいて、新井紀子さんもその一人なのかなとは思っています。あくまで私の想像ですが。
実際、戸田市のイメージ大逆転の裏にはどんな努力が隠されていたのか。これにはすごく興味がありますね。
というか、先日初めて行ってみた「BOAT RACE 戸田」も、高校生当時のイメージとは違ってすごくキレイでした。若い人もたくさんいたし。
もしかしたら、戸田市にそこまで悪いイメージを持っていたのも私だけかもしれないですけど(笑)
2024年の戸田市を盛り上げるのは、あなたかもしれない!
インタビューの最後に、鷺谷さんは現在の戸田市について以下のようなイメージがあるとも付け加えてくれました。
「戸田市は個人で活動されている方が多いって話もよく聞きます。特に女性が元気だって。そういう方々が多いのも、良いまちの証拠ですよね!」
個人で活動している方が多いということは、個人で活動しやすい環境とも言い替えられるのではないでしょうか?
2024年の戸田市を盛り上げるのは、年始にこの記事を読んでいるあなたかもしれません!
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