【戸田市】4月より「戸田市地域で子育て支援を推進する条例」が施行されました!
3年以上にもわたるコロナ禍の影響により、減ってしまった近隣とのコミュニケ―ション。
核家族の増加。
子育てに対して孤独感や負担感を感じてしまっている方は増加傾向にあるといわれています。
さらには貧困や虐待、ヤングケアラーの問題など、子育て世代を取り巻く状況は複雑かつ深刻化しているといった課題もあります。
そんな状況に対応するべく、戸田市は「戸田市地域で子育て支援を推進する条例」を制定。2024年4月より施行されました。
「戸田市地域で子育て支援を推進する条例」ってどんな条例?
「戸田市地域で子育て支援を推進する条例」では、戸田市地域での子育て支援を推進するために、以下の4つを基本理念として定めています。
1.こどもが一人の人間として尊重されること
2.主体的に社会参加できる環境整備
3.市、保護者、地域住民等の責務及び役割を定め、相互に連携協力する
4.妊娠期から始まりこどもが自立するまで切れ目のない支援を行う
※この条例における「こども」とは、原則として18歳未満としています。しかし、場合によっては18歳以上であっても対象に含むことができるよう規定されています。
戸田市・保護者・地域住民・学校・事業者が連携
「戸田市地域で子育て支援を推進する条例」の施行により、戸田市や保護者、地域住民、学校、事業者は連携して、以下の役割を務めます。
≪戸田市≫
こどもの育成に関する様々な支援を社会福祉協議会を始めとした関係機関と相互調整を行う。
≪保護者≫
こどもを一人の人間として尊重し、健全な育成に努める。
≪地域住民≫
こどもの支援に積極的に関わり、地域社会の中で健やかに成長できる環境づくりに努める。
≪学校等≫
こどもの人間性が豊かになるよう、地域社会と一体となって、教育活動を推進するよう努める。
≪事業者≫
保護者の仕事と子育て両立の支援に配慮する。
子育て支援に関する活動に協力する。
みんなで協力して、より子育てがしやすいまちへ
子育ては本当に難しいものです。
何が正解かわからないし、ゴールがどこにあるのかもわかりません。
誰に相談したらいいかわからず、様々な不安や悩みを抱えながら、日々、子育てと向き合っている方は多いでしょう。
だからこそ、まちのみんなで協力して、こどもを育てていけたら、こんなに素晴らしいことはありません。
この条例に限らずともそんな子育てが実現できれば、それこそ本当の「子育てがしやすいまち」になるのかもしれません。
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