蕨の柚子を使ったクラフトビール「HERMANO（エルマーノ）」

HERMANO（エルマーノ）

2022年末に発売された、「わらびりんご」を使ったクラフトビール「わらびりんごサワーエール」のボトルが限定発売され大きな話題となりました。

2022年12月24日の発売から間もなく完売してしまったこともあり、購入できなかったという方もいるでしょう。

そして2023年1月、今度は蕨で採れた柚子を使ったクラフトビール「HERMANO（エルマーノ）」が発売中です。

「HERMANO（エルマーノ）」ってどんなビール？

一歳柚

「HERMANO（エルマーノ）」には、蕨市錦町の農家・山下民子さん（以下、山下さん）宅で採れた柚子を使用しています。

品種は「一才柚」や「花柚」と呼ばれる柚子で、木は低く、実も小さいのが特徴。

柚子の木は、山下さんの2人のお子さんが生まれたときに、そのお祝いとして植えたものだそうです。

そういった背景から名付けられたのが「HERMANO（エルマーノ）」。

スペイン語で「兄弟」を意味します。

山下民子さん(左)と「株式会社あぶらび」代表の田口智章さん(右)

「HERMANO（エルマーノ）」を企画したのは、「株式会社あぶらび」代表の田口智章さん（以下、田口さん）です。

田口さんはこれまでにも、山下さんの柚子の果汁と果皮を贅沢に使った「わらびの山下さんのゆずを使ったゼリー」や「わらびの山下さんのゆずを使ったマドレーヌ」を企画・販売しています。

今回の「HERMANO（エルマーノ）」も、田口さんが交流のあった醸造所「GROW BREW HOUSE」に相談し生まれました。

「GROW BREW HOUSE」は、「わらびりんごサワーエール」を造った醸造所としてもお馴染みです。

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柚子を収穫する「GROW BREW HOUSE」醸造長の岩立佳泰さん

「HERMANO（エルマーノ）」に使用した柚子は、2022年11月中旬に田口さんや「GROW BREW HOUSE」醸造長の岩立佳泰さんらによって収穫されました。

収穫した柚子

果肉や果汁、果皮に至るまで、収穫した柚子を余すと来なく使って造られたフルーツエールが「HERMANO（エルマーノ）」です。

「HERMANO」どんな味？

「HERMANO（エルマーノ）」について知ったところで、やっぱり気になるのはそのお味。

液色は霞のある黄色、グラスに注げば爽やかな柚子の香りが際立ちます。

やわらかな酸味と、柚子とホップに由来するポジティブな苦み。

まるで、柚子そのものを搾ったようなジューシーさが特長です。

「HERMANO（エルマーノ）」どこで買えるの？　どこで飲める？

発売中の「HERMANO(エルマーノ)」

「HERMANO（エルマーノ）」が買えるお店や飲めるお店について田口さんに教えていただきました。

まずは、企画した「株式会社あぶらび」にて購入できます。

また、醸造した「GROW BREW HOUSE」では樽詰めされた「HERMANO（エルマーノ）」が飲めるほか、2023年1月23日(月)には戸田公園の「さぼり場」でもボトルが購入できる予定です。

今夜は温かいお鍋や料理と一緒に、柚子香る「HERMANO（エルマーノ）」なんていかがでしょうか？

※文中はビールと表記していますが、酒税法上は「発泡酒」に分類されます。

「株式会社あぶらび」はこちら↓

「GROW BREW HOUSE」はこちら↓

「さぼり場」はこちら↓

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