※写真はイメージです。

戸田市の2003年の刑法犯認知件数は4,610件にも上り、その件数はピークを迎えていました。

その数字は埼玉県内でもワースト上位の常連に名を連ねるという状況でした。

昨年2020年の刑法犯認知件数は1,000件を切り967件です。

ピーク時の2003年に比べるとその数字は4分1以下にまで減少しており、埼玉県内でワースト11位となっています。

数字上では大きな改善を見せていますが、そのイメージは2003年当時のままといった方も多いかもしれません。

※写真はイメージです

戸田市では、犯罪抑止をさらに進めて治安を回復するため、そして「安全な暮らしを守るまち」を実現するために、市内の全小学校の通学路を中心に、ICTを駆使した最新鋭の防犯カメラ「見守り防犯カメラ」300台を設置しています。

「見守り防犯カメラ」の特徴は、ビーコン（セキュリティに配慮された最新鋭のチップ）受信器を備えた防犯カメラということです。

ビーコンによって子供の位置情報を逐一保護者に伝える「子ども見守りサービス」は、埼玉県内初の事業となります。

今後はこのリソースを子供たちだけでなく、老若男女様々な方の安心安全につなぐことも期待されています。

そしてこの度、相互に連携して子ども見守り環境をさらに強化することを目的として、「見守り防犯カメラ」の整備業者である『綜合警備保障株式会社（ALSOK）』さんと協定を締結することを発表しました。

この提携により、『綜合警備保障株式会社（ALSOK）』さんは業務の枠を超えて、戸田市の子どもたちや高齢者の方々の見守りや災害時の支援、各種セミナーの提供など、企業のリソースを戸田市に提供していただけます。

この協定によって、公民連携による取り組みが行われることで、戸田市の治安回復およびイメージ改善が期待されます。

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