昨日2021年2月2日(火)に全国のファミリーマート限定で、サッポロビールより「サッポロ 開拓麦酒使仕立て」というビールが発売されました。

このビール、実は発売前に一度“発売中止”が発表されていたことをご存知ですか？

発売中止が発表された理由は、商品デザインの一部誤表記があったというもの。

缶に印字されている“ラガー”のスペルが、正しい“LAGER”ではなく、“LAGAR”となってしまっているんです。

“ラガー”とは、ビールの貯蔵を意味する言葉で、ビールは大きく分類すると“ラガービール(下面発酵ビール)”と“エールビール(上面発酵ビール)”という2種類のビールに分けられます。

この誤表記により、共同開発をしたサッポロビールとファミリーマート両社により、2021年1月8日(金)に発売中止が発表されました。

しかし、発売を楽しみにしていたビール好きの皆さんの声により一転。

2021年1月13日(水)には発売中止の決定取り消しと同時に2021年2月2日(火)の発売を発表していました。

「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」は、日本人によるビール造りの原点である｢開拓使麦酒醸造所｣で用いられていた、“3回煮沸製法を使用し、濃厚な麦汁をつくる”という140年以上続く伝統的な製法を用いて、しっかりと飲みごたえのある味わいを実現しました。

早速飲んだという方々からは、ビール独特の苦味やその美味しさについて、SNSでも話題になっています。

葵寿司の恵方巻と
スペルミスLAGAR⭐️
話題先行だけどこのビール美味いよ❗️#EじゃなくてもAじゃないか #なっなんと #124年ぶりの2月2日節分 pic.twitter.com/yLQBD3d7BQ

— さかば⭐️クン (@sakabakun) February 2, 2021

発売前から話題になったこの「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」について、そのビールとしての価値以上に、スペルミスによる“エラーアイテム”として注目しているファンも多いようです。

通常、このような誤表記は起こり得ないことですので、一部では空き缶の価値に注目しているコレクターも多いようです。

純粋なビールファンの購入も相まって、店頭ショーケースから姿を消している店舗もあるようですのでご注意ください。

 

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