JR埼京線の戸田公園駅から戸田駅方面に高架線沿いを歩くと、五差路付近に見るからに雰囲気のあるラーメン屋さんがあります。

そのお店こそ、2020年11月現在でグルメ系口コミサイトのユーザー数No.1の「食べログ」で、戸田公園駅のラーメンランキング1位に輝く『麺屋あがら』さんです。

お店の前には「豚骨醤油和歌山ラーメン 東京ラーメンショーグランプリ2018年第一幕第2位」の暖簾が掲げられています。

“和歌山ラーメン”と言えば、“徳島ラーメン”や“旭川ラーメン”などと新たな全国ご当地ラーメンブームの火付け役とも言われているジャンルです。

現在は新型コロナ対策として、3密を避けるべく通常の営業スタイルとは一部変更して営業しています。

テーブル席はお子様連れのお客さんのみの案内となっておりますのでご注意ください。

店内入ってすぐにある券売機で食券を購入するスタイルですが、席に着くとそれぞれのメニューについての説明があります。

今回いただいたのは『あがら豚骨中華そば』

通常の『豚骨中華そば』にチャーシュー6枚、味玉、メンマ多めのお得なメニューです。

青ネギ、メンマ、チャーシューに蒲鉾。オーソドックスな和歌山ラーメンのトッピングです。

スープは店主が生まれ育った和歌山県で子供の頃から慣れ親しんだ豚骨醤油の中華そばをイメージしたそうで、昔ながらの熟成方法で添加物を一切使用せずにもろみを搾った『カネイワ醤油本店』さんの「天然醸造醤油」を使用しています。

かなり濃厚なスープですが、くどさを感じることはなく、クセになるスープです。

ちなみに、和歌山県が「醤油の故郷」と呼ばれていることは、ラーメンが出てくる間に読んだメニュー説明で知りました。

和歌山ラーメンの特徴のひとつでもある細ストレート麺は、『三河屋製麺』さんの国産小麦のみを使用した細ストレート麺を使用しているそうです。

小麦の風味をしっかり感じることもでき、スープとの相性も抜群です。

最後の最後まで一気にすすりたくなるラーメンをお求めの方は、是非お試しください。

もし、あなたが濃厚な和歌山ラーメンをもう少しサッパリ食べたいという場合、卓上にある「じゃばら果汁」を数プッシュ入れてみてください。

“じゃばら”とは和歌山県特産の柑橘類です。

和歌山県の正月料理では食酢の代わりにじゃばら果汁を使用することがあるそうで、ここ『麺屋あがら』さんの「つけそば」の調味にお酢でなく、じゃばら果汁を使用しています。

また、『麺屋あがら』さんの隣の物件は現在テナント募集中です。

戸田公園駅ラーメンランキング1位のお店の隣にどんなお店ができるのか、楽しみにしておきましょう。

『麺屋あがら』さんはこちら↓

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