【戸田市】「自分の身体は自分でしか守れない」乳がんを経験したYukaさんが、今伝えたいこと
ピンクリボン月間スペシャルインタビュー

10月は「ピンクリボン月間」
10月は「ピンクリボン月間」
乳がんについての正しい知識を広め、早期発見・早期治療の大切さを呼びかける月間です。
乳がんは、決して特別な人だけがなる病気ではありません。
今回お話をうかがったのは、戸田市で暮らし、現在も仕事や趣味を楽しみながら、パワフルに毎日を過ごしているYukaさんです。

終始笑顔でインタビューに答えてくれたYukaさん
Yukaさんは、右胸の全摘出、リンパ節郭清、抗がん剤4クールという治療を経験しました。
乳がんと診断されたときは「死」を考えるほどの恐怖を感じたというYukaさん。
それから5年。
現在は、周囲から「病気をしたと思えない」と言われるほど元気に過ごしています。
そんなYukaさんに、乳がんが発覚するまでの生活、治療中のこと、家族や周囲の支え、そして病気を経験したからこそ大切にするようになったことを聞きました。
「自分の身体は自分でしか守れない」
今を笑顔で生きるYukaさんから、これから検診を受ける人、そしてすべての女性へ伝えたいメッセージです。
「まさか自分が……」Yukaさんインタビュー
乳がん発覚。初めて感じた「死」の恐怖

ステージで歌うYukaさん(2025年10月)
ー乳がんがみつかる前から、自覚症状などはありましたか?
30歳で初めての出産をして、右胸だけ母乳で詰まりやすく、子どももなぜか右胸だけ飲んでくれなかったんです。
それと、34歳頃からパートを始めて、仕事と育児、子どもの送迎など忙しくしていたんですが、当時、すっごく疲れやすくなっていました。休日にショッピングモールへ行くと、午前中だけでヘトヘトになっちゃって。
今思えば、その頃からがんがあったのかなと思うことはありますが、当時は年齢や育児疲れかなくらいに考えていました。
乳がん検診も25歳から毎年受診していましたから。
ー「乳がん検診」で、がんが見つかったのですか?
いいえ。自分でしこりをみつけたんです。
私は以前から病気に敏感で、主人にもよく体調不良をうったえていました。
だから最初にがんを疑ったときも「またまた。きっと違うでしょ。」という感じでしたが、実際に受診してみて、乳がんがみつかって……。
主人も信じられないという様子でした。
ーYukaさん自身はどんな気持ちでしたか?
まず、「この歳でなるのか」という気持ち。
家系に一人もいないのに、私がなるのかという驚き。
そしてやっぱり「死」を考えました。
もう長く生きられないのかということばかり毎日考えて、とにかく怖かったです。
治療を経て感じた、家族への感謝
ー治療中、かなり辛かったとお聞きしました……。
右胸全摘出、リンパ節郭清、抗がん剤4クール。
特に辛かったのは、治療法が決まるまでの一カ月でした。
生きた心地がしなかったし、手術後は右腕が切断されたように痛かった。
治療法が決まったら「やるしかない!」って腹をくくりましたが、抗がん剤の副作用で髪の毛が抜けたことや、変わっていく自分を見るのはやっぱり辛かったです。
ー家族など周囲の人の支えで救われたという経験はありましたか?
家族、とくに主人の支えが大きかったです。
家事や育児、仕事も全てをこなしてくれて、私のケアもしてくれて。一番大変だったのは主人だったと思っています。
ママ友も優しくしてくれたし、職場も温かく休ませてくれたし、本当に周りに助けられたからこそ乗り越えられた治療だったと思います。
「病気したと思えない」と言われるほど、今はパワフルに活動中!

「季の彩」で働くYukaさん
ー現在はどんな生活を送っていますか?
みんなと同じように、仕事もバリバリやっています!
趣味も以前よりも活発に取り組んでて、周りの人たちからも「病気をしたと思えない!」って言われるし、私自身も病気前よりも元気になった気がしています(笑)
ー病気を経験して、何か変わったことはありますか?
今は今しかないからこそ、目の前のその時間を大切にするようになりました。
とにかく笑っていられることを心掛けていて、日々イライラすることや悩むことも少なくなりました。
周囲に過度な期待をしない、何事も楽しむ、好きなことをやる。普通に食事ができることや、眠れることとか、当たり前の毎日が幸せだと思うようになりました。
そうなってくると、今度は周りの人たちのことも大切にしたいと思うようになるんです。
誰かの役に立てれば、誰かを救えたらと思う気持ちもあって、今回のインタビューも受けてみようと思いました。
-最後に、これから検診を受ける人や検診をためらっている人、読者の方に伝えたいメッセージがあればお願いします。
がんという病気は、自分では気づかないうちに進行していることも少なくありません。
検診を受けていれば絶対に大丈夫ということもありませんが、早期発見できれば、治療できる可能性が高い病気になってきています。
私自身、「今は医療が進んでいるので治ります!」という先生の言葉に勇気づけられました。
自分の身体は自分でしか守れません。
なのでぜひ怖がらず、自分自身の未来のために、ぜひ検診を受けていただきたいです。
それと、私は今、戸田市文化会館1階にある和食レストラン「季の彩」のホールスタッフとして働いています!
10月や11月は、戸田市内のイベントで歌ったりもします!
病気はしたけど、こんなに元気に笑って過ごしている姿を、ぜひ見にいらしてください(笑)
-ありがとうございました!
Yukaさんの活動情報まとめ(2026年10月・11月)

第5回 ピンクリボンウォーク in 戸田・蕨・川口
Yukaさんは、2026年7月で乳がん手術から5年という節目を迎えました。
いつも元気でニコニコしている彼女からは、その周囲まで明るくするようなパワーを感じます。
そんなYukaさんからうかがった、直近の活動情報をまとめました。
会場に遊びに行ってみませんか?
開催:2026年10月11日(日) 10時30分~16時
会場:上戸田地域交流センター「あいパル」
(埼玉県戸田市上戸田2-21-1)
Yukaさんは、11時から1階ステージにて「乳がんを経験した私が、今伝えたいこと…正木由香」に登場したのち、11時30分からは3階にて特別コラボイベント「正木由香と一緒に描く、10年後のわたしへのメッセージ」にも登場します。
開催:2026年月10月24日(土) 13時~
会場:後谷公園
(埼玉県戸田市上戸田4-8-1)
戸田地区・蕨地区・川口地区それぞれのスタート地点から、約4kmのコースを歩くチャリティーイベントです。
Yukaさんは、ゴール会場(後谷公園)で13時30分〜15時15分に行われる「ピンクリボンチャリティーショー」の中でミニコンサートを行います。
その他、10月発行予定のフリーペーパー「KANPAI戸田Magazine」では表紙と対談に登場するほか、11月29日(日)開催予定の「トダイルミ 点灯の夕べ 灯りの輪」にも出演する予定です。
※イベントなど詳細は、主催者からの最新情報をご確認ください。
- 住所
- 埼玉県戸田市上戸田4-8-1
- 営業時間
- 11時~15時(LO.14時30分)
- 定休日
- 戸田市文化会館休館日に準ずる
- 最寄り駅
- JR埼京線「戸田駅」東口から徒歩7分
※情報は取材当時のものです。来店の際は公式情報をご確認ください。







