【蕨市】創業60年の老舗3代目店主は「Web制作会社社長」で「カメラマン」!? 石上晶太さんインタビュー!
「蕨東口すがや」3代目店主・石上晶太さんインタビュー!
蕨駅東口を出て徒歩1分の場所にある「蕨東口すがや」。
創業は1963年(昭和38年)。
今年2023年で60周年を迎える蕨を代表する老舗は、代々受け継がれてきた「タレ」が人気の「うなぎと定食のお店」です。
「蕨東口すがや」の店主は、石上晶太さん(以下、石上さん)。
老舗の3代目店主を務める傍ら、「合同会社sho-design」を経営する社長でもある石上さんの働き方に迫ります。
【蕨市】1963年創業の老舗の味! 「蕨東口すがや」で食べる、秘伝のタレを使ったオリジナルメニューは「幸せの味」がした!
料理の世界に飛び込んだのは20代半ば
ーすごく忙しい日々を過ごしているかと思いますが、会社を経営しながら、お店には立てているのですか?
お店には、定休日の木曜日以外は毎日立っています。お店では主に調理を担当しているので、厨房にいることが多いですね。
会社の方は、木曜日や空き時間を使って仕事しています。
ーそれは忙しそうですね!
私的にはバランスよくやれていると思います。
それこそ家族との時間もありますし、子どもの送り迎えや家事もできていますからね。
ー「蕨東口すがや」店主以外に、具体的にはどのような仕事をしているのですか?
Web制作が中心です。
それと、カメラマンとして写真撮影も行っています。
それぞれの時間配分としては、お店に費やしている割合が圧倒的に多いですけどね。
ー元々は全く違う業界に就職していたと聞きました。お店に戻ったきっかけは?
父親が体調を崩したのがきっかけです。たしか20代半ばの頃だったと思います。
その後、父親の体調が戻ったタイミングで、約1年半ぐらいかけて様々な料理や飲食店経営について学びました。他の飲食店も知った方が良いだろうと思ったので。
再び店に戻ってきてから数年間は、もう一度、父親の下で仕事を学び、今に至っています。
会社員時代の経験を生かした「Web制作」
ー別の事業を起ち上げようと思ったのはいつ頃からですか?
このまま飲食一筋でやっていくという選択肢もあったのですが、どこか前に進んでいない気がして。
ならば、空いている時間を使って、自分の好きなことも同時に始めてみようと思ったのがきっかけです。
ーそれが、Web制作だった?
大学の時にHTMLのコードを勉強して面白いなって感じて、卒業後にベンチャー企業でWeb制作の仕事をしていたんですよ。
それと、転職した先がWeb関係に詳しい人のいない会社だったので、入社してすぐにホームページの制作やECサイトの管理を任されたり、ロゴの作成とかデザイン的な仕事も任されたりしたので、その経験を生かせるなと。
最初は知り合いのお店のホームページ作成から始めました。
ーこれまでの経験が生かされているわけですね!
他に広告代理店でも働いたのですが、様々な媒体での広告に携われた経験も生かされてると思います。
35歳の時に個人として開業し、2年後に法人化。
「合同会社sho-design」を設立しました。
「Web制作」から派生して始めた「カメラマン」
ーカメラは趣味だったとか?
Web制作を行っていると、どうしても素材(写真)が必要になってくるじゃないですか。
広告代理店に勤めていた時に、カメラを趣味にしている方から教わったこともあったので、改めてカメラを買って、そしたらハマっていって、レンズや機材も増えていって(笑)
ーどうせなら仕事にしてしまおうということですね!
そういうことです(笑)
ーカメラマンとしての仕事は、お店をやっていない一般の方でも依頼できますか?
もちろんです! 今のところは紹介による依頼が多いのですが、たまに公式InstagramのDMから依頼がくることもあります。
家族写真とか七五三、成人式前撮りみたいに、指定の場所に伺っての撮影も承っています。
3足草鞋を履く、3代目店主!
「3足の草鞋」と聞くと、一見、派手な働き方にも聞こえます。
しかし、こうして話を聞いてみると、これまでの経験を生かして複数の収入を得る堅実な働き方のように感じました。
石上さんはこれまでに、「そば処 満留賀」や「うなぎ 生そば 須賀家」、「&you,」など、蕨市内を中心に多くのお店のホームページ作成に携わっています。
「お店のホームページは作りたいけど、予算が……」という方でも相談しやすい価格設定が特徴です。
もちろん、石上さんが店主を務める「蕨東口すがや」の老舗の味も、味わっておくことをオススメします。
「蕨東口すがや」や「合同会社sho-design」について気になる方は、各公式サイトをご確認いただくか、直接お問い合わせください。
「蕨東口すがや」はこちら↓