【蕨市・戸田市】4月9日(日)は統一地方選挙! 投票率が低いと「地域に興味のない町」って宣言しているみたいで、なんか嫌じゃない?
4月9日(日)は「統一地方選挙」!
2023年4月9日(日)は「統一地方選挙」投開票日です。
地方自治体の首長や議会議員の選挙は、各自治体がそれぞれ日程を決めて行うのが通常です。
しかし、4年に一度、4年に一度、3月、4月、5月に満期を迎える地方自治体の首長や議会議員の選挙を、全国的に期日を統一して行うのが「統一地方選挙」です。
今回の選挙に戸田市・蕨市の「市長選挙」や「市議会議員一般選挙」は含まれませんが、「埼玉議会議員一般選挙」は行われます。
埼玉県民の意見を県に反映させるための大事な選挙で、蕨市は「南第19区」、戸田市は「南第20区」とそれぞれ独立した選挙区に指定されています。
こういったときに比較されてしまうのが「投票率」。
「総務省」の特設ページでも、「統一地方選挙」の投票率が低下傾向にあることを伝え、投票に行くことを促しています。
他の地域と比べて著しく「投票率」が低いようだと、「地域に興味のない町」だと宣言しているみたいでなんか嫌じゃないですか?
投票率が低いと、なんでいけないの?
どんなに「選挙に行こう!」と言われても、「選挙に行っても何も変わらない。」や「投票したい人や政党がない」という方もいるでしょう。
確かに一人の票が選挙の結果に大きな影響を与えることはありませんが、そのように考える方が多数いれば話は変わってきます。
そういう意味でも「投票率」は大事な数字なのです。
ここでは、「投票率」が低いと良くないポイントについてまとめてみました。
①投票率が下がって得をするのは誰か考えてみよう
「投票率」が低い地域の選挙では、一定の組織票を持つ候補者や政党が有利になります。
そんな中で当選した候補者が、組織票を投じてくれた組織にとって都合の良い政治を行ってしまえば、投票しなかった方にとって良い状況は生まれにくくなります。
②投票率は、政治への関心を示す数字
投票率が高い地域はそれだけ政治への関心が高い人が住んでいる地域であり、投票率が低い地域は政治への関心が低い地域ということになります。
もちろん、投票率の高い低いにかかわらず、選挙の結果は有効です。
しかし、当選した候補者がより真剣に政治に取り組みたいと思えるのは、政治に関心のある地域ではないでしょうか。
③投票率の高い世代にとって有利な政策ばかりになる
良くも悪くも、候補者は当選しないことにはその政策を実行に移すことはできません。
当選するためには「投票率の高い世代」にとって有利な政策が多くなるのも納得です。
そういう意味で、「選挙に行っても何も変わらない。」かもしれないけど、選挙に行き続けることで変わることはありそうですね。
候補者は3月31日に公示済み!
「埼玉議会議員一般選挙」の候補者は、2023年3月31日(金)にすでに公示されています。
「南第19区」の候補者は3名。
定数1の座を巡り、高橋野枝さん、保谷武さん、小林利規さんの3名による激しい選挙戦が繰り広げられます。
「南第20区」の候補者も3名です。
ただし、こちらの定数は2。
定数2の座を巡り、金野桃子さん、山口節生さん、細田善則さんの3名による激しい選挙戦が繰り広げられます。
投票に行こう!
「統一地方選挙」として行われる「埼玉議会議員一般選挙」は、2023年4月9日(日)に投開票が行われます。
当日も都合が悪い方は、期日前投票もできます。
投票所は自宅に届く「投票所入場券」でご確認下さい。
戸田市や蕨市が「地域に興味のない町」なのか、「地域に熱い町」なのか。
その投票率にも注目しつつ、選挙に参加してみませんか?
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