【戸田市】赤や茶色に染まる川。既に元の色に戻っていますが、このような現象はなぜ起きているのでしょうか?
真っ赤に染まった「新曽さくら川」
戸田市内の河川では、しばしば川の水が変色することがあります。
直近では、2023年2月6日に「菖蒲川」や「上戸田川」にて川の水が赤や茶色に染まる現象が発生しています。
突然真っ赤に染まった川の色を見て、驚いた方も多いでしょう。
この色は、どんな理由によるものでしょうか?
これは自然現象。〇〇の大量発生によるもの
今回の川の色の変色を受けて、「戸田市情報ポータルサイト」は2023年2月14日に更新。
その原因について記載されています。
こちらによると、川の色が変わる原因は「自然現象」によるものです。
様々な条件により、植物プランクトンが大量発生することにより、川の水の色が茶褐色や緑色、赤色になることがあるようです。
戸田市内の河川は、潮の干満により水位が変動する「感潮河川」。
「感潮河川」には、川の水が滞留しやすいという特徴があります。
今回の川の水の色の変色も、陽当たりや気温、水温など、いくつかの条件が重なることで、植物プランクトンが大量に発生し、それにより水が赤く染まったものと考えられます。
植物プランクトンの大量発生による川の水の変色に毒性はなく、数日で水の色も元に戻ります。
現に、2023年2月13日に再び現地を訪れると、川の水に赤色は一切見られません。
川の水の変色が油や有害物質等が流れることによる「異常水質事故」であれば、対応が必要となります。
今後も川の水が変色していることがあれば、各河川管理者へ連絡しましょう。
赤く染まった「新曽さくら川」はこちら↓