埼玉県警察が「市区町村別犯罪等認知件数」を発表

※写真はイメージです。

埼玉県警察が、2021年の「市区町村別犯罪等認知件数」を2022年2月16日に発表しました。

この発表によると、蕨市・戸田市の2021年の犯罪認知件数は以下の通りです。

蕨市　535件（前年比　157件減少）

戸田市　864件（前年比　103件減少）

両市ともに、前年に比べて犯罪件数が減少しているという結果でした。

蕨市は埼玉県内での“犯罪発生率ワースト5”から脱却！

特に蕨市の犯罪件数は、ピークであった2003年の3,046件に比べて、約17.56％まで減少しています。

同時に発表された「市区町村別犯罪率」によると、蕨市は埼玉県内での“犯罪率ワースト5”という不名誉な記録からも脱却（6位）しています。

“犯罪率”とは、「犯罪件数÷人口」によって導かれる数字です。

人口の多少にかかわらず、犯罪の発生しやすさを比較する指標になります。

蕨市・戸田市で、前年に比べて増加している犯罪とは？

埼玉県蕨警察署

前年に比べて減少している蕨市・戸田市での犯罪発生件数ですが、「市区町村別犯罪等認知件数」では、3つのカテゴリーで件数が増加していることがわかります。

自動車盗　戸田市　6件（前年比　4件増加）

オートバイ盗　蕨市　7件（前年比　3件増加）

車上ねらい　蕨市　34件（前年比　4件増加）

この結果より、自動車やオートバイを狙った犯罪が増えていることがわかります。

なお、2022年1月末時点での「市区町村犯罪等認知件数（暫定値）」も発表されていますので、気になる方は『埼玉県警察』公式サイトをご確認ください。

犯罪のない安全な街へ

※写真はイメージです。

新型コロナウイルスの感染拡大により夜間に外出する方が減れば、犯罪を犯す者にとっては人目に付かず活動しやすい環境でもあるのです。

新型コロナウイルスが発生した当初、時短営業により不在となった店舗やオフィスを狙った窃盗事案が増えているとの情報もありました。

自動車やオートバイ、自転車を人目に付かない場所に駐車・駐輪している方がいれば、防犯対策には十分ご注意ください。

犯罪の多い場所に住みたいと願う方はいません。

犯罪のないまちづくりは、自治体や町会に委ねるだけでなく、私たち市民一人ひとりの目で防げる犯罪もあるのではないでしょうか。

『埼玉県蕨警察署』はこちら↓

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