【蕨市・戸田市】緊急事態宣言は解除されたけど、「段階的緩和措置」って一体どういうこと?
2021年3月21日(日)をもって、1都3県も新型コロナウイルス感染拡大に伴う「緊急事態宣言」は解除されました。
しかし、新型コロナウイルスの新規感染者は下げ止まり状態で、変異ウイルスによる感染も確認されています。
そのような状況を鑑みて、埼玉県は「段階的緩和措置」を講じています。
「緊急事態宣言」と「段階的緩和措置」。
2021年3月22日(月)以降、何がどう変わったのでしょうか?
まず、我々一般市民に対して求められていることは、大きく分けて以下の6点です。
・不要不急の外出、県境を跨ぐ移動の自粛
※通勤通学および通院など、生活や健康の維持のために必要な場合を除く。
・21時以降の飲食店などの利用回避
・感染症対策が十分にとられていない施設の利用回避
・卒業旅行、謝恩会、飲食を伴う花見、歓送迎会などを控える
・ソーシャルディスタンスの確保、マスク着用、手洗いうがい、アルコール消毒、換気、“密”の回避を徹底する
・買い物などはなるべく一人で
飲食店など、事業者に求められていることは以下の点です。
・営業時間は午前5時から21時まで、アルコールに提供は午前11時から20時まで。
・イベント等の人数は、5,000人以下もしくは、収容定数50%以内のいずれか大きい方で、上限は10,000人まで。
・テレワークや時差出勤の導入で、出勤者数を7割削減を目指す。
なお、飲食店等の時短営業については、2021年3月22日(月)午前0時から2021年3月31日(水)午後12時までを予定しています。
頼高蕨市長や菅原戸田市長も、公共施設の利用など「緊急事態宣言」解除後の対応について声明を発表しています。
「緊急事態宣言」の解除は、いわゆる新型コロナウイルスの終息を意味する「安全宣言」ではありません。
引き続き、一人ひとりが感染防止を意識した行動を心掛ける必要があるということです。
3度目の「緊急事態宣言」なんていうことにならない様、各自ができることを徹底しましょう。