【戸田市】4月12日からの新型コロナウイルスワクチン接種に向けて、戸田市で集団接種訓練が実施されました。

※写真はイメージです。
2021年4月12日(月)から、65歳以上の高齢者向けに新型コロナウイルスのワクチン接種が始まる予定です。
その新型コロナウイルスワクチン接種開始を前に、実際に接種会場となる『戸田市笹目コミュニティセンター(コンパル)」にて、集団接種訓練が実施されました。
集団接種訓練が実施されたのは2021年2月28日(日)。
訓練には被接種者役となる高齢者約50人のほか、埼玉県医師会や蕨戸田市医師会の医師の方々も審査員として参加しました。
新型コロナウイルスワクチンの接種を受ける高齢者の方々は、医師の予診を受け、問題ないとされればワクチンの接種を受けることになります。
より効率的な運用を探るために、訓練は2つのパターンを試しました。
1つ目は、予診と接種の2つのブースがあり、ワクチン接種を受ける高齢者の方が移動するパターン。
もう1つは、予診、接種ともに高齢者の方は同じブースにとどまり、それぞれを行う医師の方たちが移動して対応するパターン。
2つのパターンでそれぞれの所要時間を比較したり、万が一、副作用が出てしまった高齢者の方を担架で救急車に搬送する手順などを確認しました。
訓練の様子をチェックした審査員の方からは、来場した高齢者の方が体調不良を起こし接種を辞退した場合、予診が想定している以上に時間がかかったときの対策等が不十分だなどとの指摘がありました。
また、ワクチン接種後に経過観察のために過ごす待機場所では、ワクチンを接種した高齢者の方々が談笑する姿が見られたとし、テレビを設置するなどして静かに過ごせる工夫が必要といった意見もあったようです。
一方、ワクチンを接種する被接種者役の方々からは、不安を和らげる丁寧な説明を求める声が上がりました。
今回の訓練を受けて、菅原戸田市長は、
「しっかりと検証し、本番では円滑で安全な接種に繋げてまいります。」
とのコメントを残しています。
『戸田市笹目コミュニティセンター(コンパル)』はこちら↓