【蕨市】蕨市新型コロナ対策第5弾。埼玉県内初となる対象者への“複数回PCR検査無料実施”と市民全員への“電子商品券の支給”を発表。
蕨市は2021年1月27日(水)に「蕨市新型コロナ緊急対策第5弾」として、今後さらなる検査・医療体制の充実と強化、生活支援・経済対策を実施すると発表しました。
「蕨市新型コロナ緊急対策第5弾」は3つの柱が中心となります。
①更なる検査・医療体制の充実強化
高齢者や心身障害者が入居する施設で働く従事者を対象に、2021年2月と3月に月1度ずつ計2回に渡り、PCR検査を無料で実施する「高齢者施設等従事者に対するPCR検査委託事業(事業費 1,405万円)」。
こちらPCR検査の複数回無料実施は県内初となります。
『蕨市立病院』が地域の中核病院として、安全かつ安定的な医療を継続的に行えるようにする為、医療体制強化に向けた支援を行う「市立病院の医療体制強化支援事業(事業費 1億円)」。
②生活支援・経済対策
新型コロナの影響から収入が減少し、生活が困窮している世帯に150世帯分の食料の配布と生活相談を、2021年2月と3月の計2回実施する蕨市社会福祉協議会への補助を行う「蕨市フードパントリー補助事業(事業費 100万円) 」。
約75,000人の蕨市内全市民に1人当たり3,000円分の電子商品券を支給する「蕨市電子商品券支給事業(事業費 2億6,600万円)」。
電子商品券はスマートフォンを持たない高齢者に配慮し、QRコードを店頭で読み取り、決済できるようにするなど、ICカードを想定しています。
支払時の接触を減らせるほか、キャッシュレス決済の普及促進効果も見込んだ施策となり、こちらも県内初の試みです。
③ワクチン接種体制の確立
市民のワクチン接種に向けた「新型コロナワクチン接種事業(4,317万円)」。
ワクチン接種事業について、蕨市は2021年1月12日(火)に職員14人によるプロジェクトチームを設置しています。
ワクチン接種が最優先となる医療従事者は約2,300人、次に対象となる65歳以上の高齢者は約17,500人と見込んでいます。
また、2021年3月中旬以降に専用のコールセンターを設置し、対象となる高齢者に接種券を発送する計画です。
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