【戸田市】有言実行の日本一獲得! 「埼玉県戸田市商工会青年部」に若く優秀な経営者たちが集まっています!
青年部部員増強運動 新規加入実績第1位 埼玉県戸田市商工会青年部

画像提供:埼玉県戸田市商工会青年部
2025年11月26日、岩手県滝沢市で行われた「第25回 商工会青年部全国大会 岩手大会」にて、「埼玉県戸田市商工会青年部」が「青年部部員増強運動 新規加入実績」で第1位となりました。
これは2024年10月1日〜2025年9月30日までの1年間で「商工会青年部」に新規加入した人数を表彰するもの。「埼玉県戸田市商工会青年部」への新規加入者数は46名でした。
表彰式では、「埼玉県戸田市商工会青年部」を代表して、部長の入船優太さん(以下、入船さん)が登壇し、表彰状を受け取りました。
「商工会青年部」とは?

戸田市商工会館
「商工会青年部」とは、45歳以下の若手経営者や事業後継者で構成される組織です。
その活動は多岐にわたり、経営やビジネスに役立つ研修・セミナーの開催、異業種間のネットワークづくり、地域イベントやまちづくり事業への参画など様々な活動を行っています。次の世代の地域経済を支えるリーダーとして、地域の発展に寄与しています。
祝・日本一! 入船部長インタビュー

「埼玉県戸田市商工会青年部」部長の入船優太さん(画像提供:埼玉県戸田市商工会青年部)
「埼玉県戸田市商工会青年部」は、なぜ日本一を目指し、如何にして日本一を獲得できたのか?
岩手県から戻ってきて間もない入船さんにお話をうかがいました。
「新規加入者数、日本一」への挑戦!
ー日本一、おめでとうございます! そもそも、なぜ日本一を目指そうと思ったんですか?
昨年(2024年)の忘年会で、次期部長内定者としてあいさつした際に「新規加入者数、日本一を目指す」って宣言しちゃったんですよ(笑)
でも、それにはちゃんとした理由があって、僕が商工会青年部に加入してからの3年間で、組織として停滞していると感じていたんです。
後輩から言われた「今のアクティブな世代が卒業したら、商工会青年部としての未来は明るくないですね。若手が全然集まっていない。」という言葉にもはっとさせられました。
部長をやるのも、自分自身というより商工会青年部の未来のためにという気持ちがありましたし、仲間を増やすことは急務でした。
もう一つ、わずか3年しか所属していない僕が部長をやることに、懐疑的な意見があったことも事実です。
そういった方々に、最もわかりやすく結果で示せるのが「新規加入者数日本一」という実績でした。これだけの結果を残すから、ちゃんと認めてくださいねっていうラブレターです。
「戸田が日本一」というわかりやすい事績をつくることが、僕が部長を務める2年間の1年目にやるべきことだなと思ったんです。
目指せ日本一。飲食店からはじめた仲間づくり!

画像提供:埼玉県戸田市商工会青年部
ー日本一獲得の為に、どんな戦略で臨みましたか?
まずは、日本一になるには、何人の新規加入者が必要なのかを調べました。そしたら例年30人ぐらいで表彰されているとわかりました。
当時、僕の頭の中には20人ぐらい口説きたい人の顔が浮かんでいましたが、全員が仲間になってくれてもまだ足りない。ますますやる気に火がつきましたね。
最初は商工会青年部にあまり興味を持っていなかった飲食店から声をかけ始めました。
商工会青年部の集まりや打上げは、商工会青年部に加入しているお店で行います。それなりの人数を集めて行うので、年1回の利用でも、お店にとっては支払う年会費以上の売上になります。そのメリットをお伝えして、仲間を集めていきました。
それと、最初に飲食店に声をかけた理由はもう一つあります。結局、飲食店に情報と人が集まるんですよね。
仲間になってくれた飲食店を通じて、戸田で活動している個人事業主の方や事業者の方ともつながれる。そういった横のつながりでも仲間が増やせると考えました。
そして、僕は50人の仲間をつくることを目指しました。30人を目指していたら、きっと日本一にはなれないと思います。

画像提供:埼玉県戸田市商工会青年部
ー新規加入者が増えてきたと実感できたエピソードがあれば教えて下さい。
単純に「定例会」の参加者が増えました。
それと、「定例会」後の「懇親会」も必ず行うようにしたんですが、毎回20名以上が集まるようになりました。
皆さんそれぞれの仕事があるので、時間の都合で「定例会」に参加できない人もいます。そんな人が「懇親会」から参加するようになってくれたのも嬉しいですね。
「商工会青年部」が、経営者たちのコミュニティとして機能するようになってきました。「懇親会」で活発な情報交換が行われ、それぞれの事業につながる事例も出ています。
戸田市がもっとおもしろくなっていく予感がしています!
有言実行の日本一達成!

画像提供:埼玉県戸田市商工会青年部
ー活動の甲斐あって、見事、日本一を達成しました。その第一報を受けたときは、どんな気持ちでしたか?
嬉しいというより、ほっとしたのが正直な感想です。
「商工会」という公的な団体での実績は、仲間のみんなが戸田市以外で活動するときにも誇れる実績です。
そういう実績がひとつ作れたこと。
自分でぶち上げた目標を無事に達成できたこと。
色々な人たちを巻き込んでやってきたことなので、本当にほっとしました。

画像提供:埼玉県戸田市商工会青年部
ーまずは1年目の目標を達成しました。2年目やその先について、考えていることがあれば教えて下さい。
1年目の目標は、自分が言い出したことなので、自分が誰より動くと決めていました。
2年目は、新しい仲間の成長と、組織としての醸成の期間だと思っています。
引き続きメンバーの拡大にも注力しますが、もう「日本一」は宣言しません(笑)
僕自身は部長の任期を終えるとともに、「商工会青年部」を卒業します。それまでに「埼玉県戸田市商工会青年部」としての体制をしっかり整えて、次の世代へバトンを渡せればと思っています。
「埼玉県戸田市商工会青年部」には、業種も職種もバラバラな仲間が集まっています。ここでの活動をきっかけにして、それぞれの仕事や地域活動を展開していくことで、戸田市がよりおもしろくなっていけばなと思っています。
元気なまちって、やっぱり商業者が強くないと!
その一助を我々が担えればと思っています。
ー入船さん、お忙しい中ありがとうございました!
戸田市はもっと、おもしろくなる!

戸田市はもっと、おもしろくなる!
「商工会」や「商工会青年部」って、一般市民からするとあまりなじみのない存在に感じるかもしれません。
しかし、戸田市から日本一が生まれたということは単純に素晴らしいことだし、喜ばしいこと!
これを機に、戸田市の会社やお店について、もっと注目してみましょう!
「戸田市商工会館」はこちら↓





