【蕨市】新たな名店の予感! 「洋食 浅倉」は、蕨駅東口徒歩3分の場所で、9月中のオープンに向けて準備中!
「洋食 浅倉」近日オープン予定!
蕨駅東口から徒歩2分の場所で、2022年9月中のオープンを目指し準備中のお店があります。
近隣の方も、オープン時期に注目しているそのお店は「洋食 浅倉」
「東口に新しくオープンする洋食屋さんて、場所はどこだかわかる?」
私もそんな質問を受けることが増えてきた「洋食 浅倉」は、2022年6月まで「ベトニヤ」が営業していた場所にてオープン予定です。
「洋食 浅倉」は、飲食業界で40年以上の経験を持つオーナーシェフの浅倉浩二さん(以下、浩二さん)と、奥様の浅倉明子さん(以下、明子さん)が夫婦で営むお店です。
浩二さんが、「体が動くうちに、一から我武者羅にやってみたい」とオープンを決めた「洋食 浅倉」
そんな浩二さんの挑戦を、妻である明子さんも現在勤めている会社を辞めて支えます。
今回は、オープンに向けて準備中のお二人に話をうかがいました。
自分でやるなら、生まれ育った地元でやりたい
前職では、コロナ禍で思うような営業ができず、モヤモヤした気持があったという浩二さん。
「これまでは、大きな会社で色々と経験させてもらった。自分でやるなら、生まれ育った地元でやりたい」
と、川口~蕨の間で物件を探し始めます。
「うなぎの寝床のような奥に長い物件」を探していましたが、なかなか条件に合う物件が見つからず、やっと巡り合えたのがこちらの店舗でした。
蕨は、浩二さんが生まれ育った地元です。
「洋食 浅倉」は、カンター10席とテーブル席の合計20席。
カウンターには、清潔感のある白が印象的なイスが並びます。
「ゆっくり食事ができるように、座り心地の良いイスを選びました」と、明子さん。
カウンター席があることで、一人でも食事に行きやすくなりますね。
店内を見渡していると、ひと際、存在感を放つ機材がありました。
「これは、熟成肉を作るために使う、特別な冷蔵庫なんです」
こちらの冷蔵庫は、およそー2.5℃の温度を一定に保つことができるそうです。
浩二さんが焼くステーキのファンで、以前のお店によく来ていたという某冷蔵庫メーカーの社長より、「是非、使ってほしい」と申し出のあった特別な冷蔵庫。
他の飲食店では、まずお目にかかれない冷蔵庫なんだとか。
一定の温度で低温熟成させることで、お肉の質感や味わいが変化し、お肉を美味しくしてくれます。
オーナーシェフ・浅倉浩二とは?
「洋食 浅倉」のオーナーシェフを務める浩二さんは、飲食業界一筋40年以上。
物販・FC店合わせて300店以上(2021年10月時点)の数を誇る外食企業「際コーポレーション」の執行役員・洋食部門総料理長も務めました。
「際コーポレーション」では、入社3年目にして洋食部門総料理長の座についています。
経験も実績も申し分ない浩二さんですが、現在もインプットには余念がありません。
新メニューの参考となる情報を求めて、時には全編イタリア語の書籍を読み込むことも。
浩二さんは、39歳~40歳の約1年間、イタリアで修業した経験もあるそうです。
「イタリア修行は40歳だし、独立は60歳過ぎてからだし、修行も独立も遅咲きってのが俺のストーリーなのかな(笑)」
浩二さんは、そう言って笑っていました。
「とにかくじっとしている時間が勿体なくて、ずっと動き続けていた」
という、イタリアでの修行期間。
毎朝4時に起きてパン屋で働き、パン屋の仕事が終わってからは、現地のリストランテで働きました。
リストランテが休憩となる14~15時頃は、近くの精肉店でも働いていたという1年間。
40歳にしてこんなハードな毎日を過ごしていたとは、そのバイタリティに驚きです。
修行として訪れたイタリアでは、現地のイタリア人料理人に魚の捌き方を教えたり、浩二さんが砥石で研いだ包丁の切れ味をみて驚いた他の料理人から、包丁研ぎを頼まれたりなんてエピソードも。
持参した砥石は、そのお店に置いて帰国したそうです。
「洋食 浅倉」では必食! 「シャルキュトリ」とは?
料理を始めたばかりの頃、浩二さんは、日本のドイツ料理店で働いていました。
そのときに、ソーセージ工場を見学したことで「シャルキュトリ」の魅力にどっぷりハマってしまった浩二さん。
それ以降、「シャルキュトリ」について独学で学び始めます。
「シャルキュトリ」とは、ソーセージやハム、パテなど、食肉の加工品の総称。
「自宅で試作していた頃は失敗の連続でしたが、今はほぼ100%狙った味に仕上がります」
浩二さんは、自身が作る「シャルキュトリ」に絶対の自信を持ちます。
その自信には、もちろん理由があります。
「自分ほど突き詰めた人はいないんじゃないかって程、考えに考え抜いた」
と語る程、「シャルキュトリ」と向き合ってきた浩二さん。
「シャルキュトリ」文化のあるイタリアでの修行経験も役立っているそうです。
「洋食 浅倉」では、そんな「シャルキュトリ」に合うパンも自家製です。
「シャルキュトリ」は、「洋食 浅倉」で必食のメニューといっても過言ではないでしょう。
オープン日は未定ながら、そのときはもう間もなくやってきます!
「洋食 浅倉」のオープン日は、現時点ではまだ決まっていません。
しかし、その冷蔵庫の中には、浩二さんの手によって加工されるお肉が、そのときを待っています。
具体的なオープン日や最新情報は、「洋食 浅倉」公式Instagramをご確認ください。
「近隣の方に親しまれて、喜んでもらえるお店にしたいですね」(明子さん)
「高級店がカジュアルダウンして、お得に食べられるお店」が人気を集める昨今の外食市場、「洋食 浅倉」もそのようなお店になるのでしょうか。
「シャルキュトリ」など、「洋食 浅倉」の料理を早く食べてみたいと考えているのは、私だけではないはずです。
オープン予定の「洋食 浅倉」はこちら↓