【蕨市】目指せコンプリート! 「さよなら私のクラマー」財前奈々美のオリジナル名刺がもらえるお店はここだ!
蕨市は「訪れてみたい日本のアニメ聖地」に認定されています!
蕨市は、アニメ「さよなら私のクラマー」の舞台として「訪れてみたい日本のアニメ聖地88(2022年版)」に選出されています。
「アニメの聖地」には、日本国内に限らず、海外からも聖地巡礼に訪れるファンがいることも。
聖地巡礼者に少しでも蕨を楽しんでいってもらおうと、現在、「さよなら私のクラマー」のキャラクターが、蕨市内にある20の事業者で働いている(という設定)というユニークな企画を展開中。
一体どのキャラクターが、どのお店で働いているのでしょうか?
そして、どんな肩書で働いているのでしょうか?
2022年8月5日(金)の配布開始以降、そのお店でしか手に入らないオリジナルキャラクター名刺兼ショップカードを求めて、愛知県や宮城県から訪れてきた方がいるとの情報も入ってきています。
【号外NET 戸田市・蕨市】では、キャラクターオリジナル名刺兼ショップカードがもらえる20のお店を、順次紹介していきます!
日本一小さい蕨で日本一デカいフラッグを作る「有限会社 染太郎」
国道17号線沿いにある「有限会社 染太郎(以下、染太郎)」は、ビッグフラッグや応援幕、イラストゲートフラッグなどのパイオニア。
元々は百貨店などの懸垂幕を作る会社に勤めていた影山洋さん(以下、影山さん)が独立し、1994年6月に設立した会社です。
「日本一小さい蕨から、日本一デカいフラッグを作る奴」とも呼ばれる影山さんに、話をうかがいました。
2021年5月に「蕨市立第一中学校」に、「さよなら私のクラマー」の大きな横断幕が掲げられたことを覚えているでしょうか?
あの横断幕を作ったのが「染太郎」です。
「染太郎」が、初めてビッグフラッグを作ったのは2001年のこと。
応援フラッグなど作っていた影山さんが、浦和レッズサポーターの友人たちと「何かデカいやつ作りたいな」と計画したのが始まりだったそうです。
それまで、誰も見たことのなかった観覧席を覆うほどのビッグフラッグ。
「今なら2週間ぐらいで作れるだろうけど、何をどうやって作ったらいいかわからなかった当時は3ヵ月以上かかりましたよ(笑)」
と、当時を振り返ります。
そして、ビッグフラッグの噂は一気に広まりました。
現在、サッカーや野球など、国内で目にするビッグフラッグは、そのほとんどが「染太郎」で作られています。
そんな影山さんが、これまで作ったビッグフラッグの最長は、なんと145m。
最重量は、2019年に日本で開催された「ラグビーワールドカップ2019」用に作った70m×70mの一枚布。
その重量は実に500kgにまでなったそうです。
蕨市出身の影山さんは、地元・蕨市にも貢献しています。
誰しもが目にしたことがあるだろう「蕨 書き順Tシャツ」を生み出したのも影山さん。
「思いつきで作ったやつだけど、俺が死んでも残っている商品じゃないかな(笑)」
この「蕨 書き順Tシャツ」がきっかけで、蕨市とも連携することが多くなったと話します。
また、母校である「蕨市立西小学校」には、2011年に「世界一のビッグフラッグ」を寄贈しました。
旗の中央には、直径10mの校章が描かれ、10区画に分かれた余白の部分には、卒業生たちが自身の夢を書き込みます。
初代「世界一のビッグフラッグ」は、すでに10年間の卒業生たちの夢で埋め尽くされ、現在は2代目の「世界一のビッグフラッグ」に受け継がれています。
「蕨市立西小学校」運動会に合わせて飾られた際には、多くのメディアがその光景を報じました。
「あんな光景はなかなかお目にかかれないでしょう。これまでの経験を活かして、母校に恩返しできました」
その光景を目にしたときの想いについても、影山さんは話してくれました。
有限会社 染太郎×財前菜々美(浦和邦成高校3年)
財前奈々美は、浦和邦成高校のキャプテンにして、その鉄壁の守備を支える存在。
名門校のキャプテンという重圧に負けない強さ、そして責任感を併せ持ちます。
ドラフト会議では、「染太郎」の一位指名は周防すみれでした。
「女子プロサッカーWEリーグの岡島喜久子チェアが蕨に来たでしょう。その時に知り合って、仲良くなっちゃってさ。彼女が周防のファンだったから、周防を指名したんだよね」
しかし、抽選の結果、周防は「BAR RAIZ」が引き当てます。
さらなる抽選の結果、財前を引き当てた「染太郎」。
結果を伝え聞いた影山さんの感想は、「敵のチームのキャラクターかよ……」
それでも財前が持つ、強さと責任感は認めており、彼女に最適のポジションを用意しました。
社長秘書・財前奈々美
財前は、「有限会社 染太郎」で「社長秘書」として働いています。
しかし、前例のないビッグフラッグという分野を開拓してきた「染太郎」
当然、社長秘書の業務内容も、一般的なそれとは異なります。
「染太郎」での社長秘書の仕事は、社長の仕事を獲ってくること。
「まずは女子サッカー界を盛り上げてきてもらおうかな?」
影山さんはそう言って、財前への期待を話します。
「予算とか色々な問題はあるけど、女子サッカー界じゃビッグフラッグは見たことがない。そこらへんの問題をクリアしつつ、ビッグフラッグの受注をガンガン獲ってきてもらいましょう!」
「女子サッカー界を盛り上げる」というメッセージは、作中にも度々描かれています。
財前が「染太郎」で活躍することは、そのまま「女子サッカー界を盛り上げる」ことに繋がりそうです。
20キャラクター、コンプリートを目指そう!
蕨市は、市域面積が5.11㎢。
「日本一小さい市」としてもお馴染みのコンパクトシティです。
自転車があればもちろんのこと、その気になれば、歩いて回ってもキャラクターオリジナル名刺をコンプリートすることができるかもしれません!
あなたは好きなキャラクターからゲットする派?
それとも、気になるお店からチェックする派?
いずれにしても、「さよなら私のクラマー」キャラクターオリジナル名刺のコンプリートを目指してみてはいかがでしょうか?
キャラクターオリジナル名刺をコンプリートする頃には、きっと今まで知らなかった蕨市の魅力に出会えていることでしょう。
「有限会社 染太郎」はこちら↓