【蕨市】『和樂備神社』に登場した大きな輪っかは何?「茅の輪くぐり」って何でしょうか?
『和樂備神社』に大きな茅(ちがや)の輪が設置されました。
「この輪っかは何?」
「そういえば年末にもあったような?」
そう感じている方もいるのではないでしょうか?
『和樂備神社』では「大祓 茅の輪神事」と記載がありますが、2021年6月30日(水)に行われる「夏越の祓」の中で行われる儀式「茅の輪くぐり」として知られています。
「夏越の祓」は、毎年12月31日の「年越の祓」とは対になる神事です。
この2つの神事をあわせて「大祓(おおはらえ)」と呼ばれ、どちらも災厄を祓い清める儀式です。
「茅の輪くぐり」の正しいくぐり方は、大祓詞を奏上しながら8の字に3度くぐり抜け、その後に参拝するのが一般的です。
今ここでそのくぐり方を覚える必要はありません。
鳥居の前に説明書きが掲示されていますのでご安心ください。
当然ながら「茅の輪くぐり」の“茅”を引き抜いたり、引き抜いて持ち帰ることは絶対に行ってはいけません。
作法に反することはもちろんですが、そもそも「茅の輪くぐり」とは、茅の輪をくぐって参拝することで参拝者の穢れや厄災を、茅の輪に移し清めるためのものです。
つまりそんな茅の輪の“茅”は、自らの穢れや厄災をまた持ち帰るようなものです。
そんなの嫌ですよね。
『和樂備神社』はこちら↓