【戸田市・蕨市】乾燥する時期は特に要注意!冬場こそ気をつけたい火災の原因と予防対策について確認しましょう。

戸田火災

※写真はイメージです。

「火の用心!マッチ1本火事の元!」

古今東西、「空気が乾燥する冬には火事に気をつけよう」というアナウンスが頻繁にされています。

それほどに、冬は1年の中でも火事の多い季節です。

現に、戸田市、蕨市においてもこの冬に多くの火災が発生しています。

特に戸田市内では2021年2月9日(火)~12日(金)の4日間で3件の火災が発生し、死者も出てしまいました。

【戸田市】大きな火の手があがる。2021年2月9日、喜沢付近で火災が発生した模様です

【戸田市】黒煙が高く立ち上る。2月10日喜沢付近で火災が発生した模様です。

【戸田市】白煙が上がる。2021年2月12日、笹目7丁目付近で火災が発生した模様です。

では何故、冬は火事が多いのでしょうか?

1つの原因は空気が乾燥する気象条件にあります。

年間の約6割の火災は、この空気が乾燥する時期に発生しているといわれています。

空気が乾燥すれば、空気中の水分量と同様に建物や家具などの水分量も減少します。

当然、水分を多く含むものよりも、乾燥しているものの方が燃えやすくなります。

タバコ

※写真はイメージです。

もう1つは人為的な原因によるものです。

総務省消防庁の「令和2年版 消防白書」によると、放火や原因不明の場合を除き死者が出てしまうほどの火災発生の原因となった理由の1位は“タバコ 15.5%”です。

寒いからと布団の上や毛布にくるまりながらタバコを吸うのは危険です。

次いで2位は“ストーブ 10.5%”

ストーブについては、石油ストーブやガスストーブよりも電気ストーブの方が、火災の原因となったケースが多くなっています。

3位は“電気器具 9.8%”

こちらは器具そのものよりもタコ足配線などが原因となっているケースが多いようです。

上記などの理由により出火して、寝具類や衣類、屑類などに着火することで、火災による死者が発生してしまうことにつながります。

消火器

※写真はイメージです。

不注意による火事を起こさないように、何よりあなた自身の命を守るために、今一度注意しておきたい“冬場の火事から家を守る方法”を再確認しておきましょう。

①寝タバコ・コンロの消し忘れに要注意!

⇒「つい、うっかり」がないように、基本中の基本です。

②ストーブの近くに燃えやすいものを置かない!

⇒洗濯物、カーテン、毛布といった燃えやすいものをストーブの近くに置くことは絶対にやめましょう。

③外出前や就寝前には暖房器具のスイッチを切る!

⇒暖房器具をつけっぱなしは火災の原因につながります。

④ボイラーやストーブなど暖房器具の使用は点検してから!

⇒点検せずに使用すると不完全燃焼や火災の原因となることがあります。

⑤カセットガスや灯油の取扱いに注意する!

⇒燃料は正しく管理・使用することが火災予防に繋がります。

⑥火災報知器や消火器などを用意!

⇒火災報知器の設置、消火器や防炎タオルなどを用意して、万が一に備えておきましょう。

スマホ

※写真はイメージです。

いかがでしょうか?

無意識に火事の原因となることをしてしまっていたなんてことはありませんか?

火事はあなたや、あなたの大切な人の命を一瞬で奪ってしまうかもしれない恐ろしいものです。

快適で楽しい生活は、安全な生活があった上で初めて成り立ちます。

今一度、「空気が乾燥する冬には火事に気をつけよう」ということを認識しましょう。

なんちゃん

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