【蕨市】目指せ500回! “シュガー”こと佐藤貴章さんが、蕨駅西口で路上ライブを再開した理由とは?
佐藤貴章さんが5年ぶりに「蕨駅西口路上ライブ」を再開!
蕨市出身のシンガー“シュガー”こと佐藤貴章さん(以下、佐藤さん)が、2024年11月9日より「蕨駅路上ライブ」を再開しました。路上ライブの再開は実に5年ぶりです!
佐藤さんが初めて「蕨駅西口路上ライブ」を行ったのは2009年8月。「わらび機まつり」のライブスタッフの方から
「駅前で路上ライブやってみたら?」
と言われたのをきっかけに、ほぼ毎日、蕨駅西口の路上で歌っていました。
5年間という長いブランクを経て再開した「蕨駅西口路上ライブ」に駆け付け、佐藤さんに再開した理由について聞いてみました!
路上ライブは、毎週火・木・金の18時30分頃スタート!
冷たい風が吹き抜ける2024年12月某日の蕨駅西口。そこには一人で路上ライブの準備をする佐藤さんがいました。
佐藤さんは生まれも育ちも蕨市という生粋の蕨人。自身で考案した「蕨ポーズ」をしながら、現場にいた方に記念撮影をしてもらうところから路上ライブは始まります。
この日の撮影は、僭越ながら筆者が務めさせていただきました。
「わらび道中」「えんのき」などオリジナル曲も披露
1曲目の定番は、佐藤さんが作詞作曲したオリジナル曲「わらび道中」です。蕨のまちや歴史を歌った1曲として、「蕨商工会議所青年部PRソング」にもなっています。
その他、オリジナル曲の「えんのき」などを含めた数曲を1時間の間に披露します。
佐藤さんが歌う姿を動画で撮影する方。
曲が終わるごとに拍手を送る方。
ふと足を止めて路上ライブに見入る方。
少し離れた場所からこっちの様子をうかがう方など、周囲にいる方の反応も様々。
「新しい出会いがあったり、再会があったり、人との縁を感じることもたくさんあります。路上ライブ、楽しいですよ!」
佐藤さんは人懐っこい笑顔でそう話します。
「竹田バンド」のタンバリン担当としても活躍中
佐藤さんは、戸田市・蕨市で人気急上昇中のロックバンド「竹田バンド」のタンバリン担当としても活躍中。
「竹田バンド」の佐藤さんは、かなり陽気で自由な印象を受けますが、ソロでは「人と人とのつながりの大切さ」を歌います。
それぞれの異なるキャラクターが楽しめるのも「蕨駅西口路上ライブ」の醍醐味です。
佐藤貴章さんが「蕨駅西口路上ライブ」を再開した理由
佐藤さんが「蕨駅西口路上ライブ」再開を決意したのは2024年10月末のこと。知人と将来の目標について語り合ったことで、あることを思い出したといいます。
思い出したのは、2013年2月に「キャリア教育講演会」の講師として招かれ、当時の小学6年生に向けて熱く語った「夢見ることの大切さ」。
当時の児童たちと約束した「蕨駅西口路上ライブ 500回」を果たすために、佐藤さんは路上ライブを再開したのです。
毎週火・木・金曜日の18時30分頃から行っている「蕨駅西口路上ライブ」は、2024年12月13日の時点で451回を記録。2025年春頃に目標の500回を達成する予定です。
そして佐藤さんが密かに楽しみにしていることがもう一つあります。佐藤さんが「夢見ることの大切さ」を話した平成24年度(2012年度)に「蕨市立西小学校」へ通っていた6年生の子どもたちとの再会です。
「当時(平成24年度)の6年生だから、今は24歳ぐらいですか?
講演会の後にもらった手紙には、たくさんの子どもたちが自分の夢について書いてくれました。その手紙は今も大事に持っていて、1枚1枚読み返すこともあります。
もしかしたら蕨のまちですれ違ったりしている人もいるかもしれないけど、再開できたら今の夢についても話してみたいですね。誰か偶然にでも路上ライブ中に通りかかって、声をかけてくれないかと楽しみにしています。」(佐藤さん)
佐藤さんの「蕨駅西口路上ライブ 第500回目」と、佐藤さんが密かに楽しみにしているという約12年ぶりの再会が果たされる日を、今から楽しみでなりません。
「蕨駅西口路上ライブ」会場はこのあたり↓