【蕨市】「蕨ブランド認定品」に新たに6アイテムが仲間入り! 2月20日(月)に「認定書授与式」が開催されました!
「蕨ブランド認定品」に新たに6アイテムが認定!
「蕨ブランド認定制度」とは、歴史やストーリー性などの“蕨らしさ”と、一定基準をクリアする品質を持ったものを「蕨ブランド」として認定する制度。
これまでに「蕨書き順Tシャツ」や「わらびりんごサイダー」など、10アイテムが認定されています。
蕨市では、「蕨ブランド認定品」を通じて地域産業の振興を図り、「広報蕨」や蕨市内外のイベントにてPRを行っています。
そんな「蕨ブランド認定品」に、第三期認定品の6アイテムが仲間入り。
2023年2月20日(月)に「認定書授与式」が行われました。
会場となったのは「蕨市役所 仮設庁舎」。
会場には、賴髙英雄蕨市長や今回認定された事業者の方々が来場。
司会は「蕨ブランド」の審査員にもなっている、蕨市PR大使でフリーアナウンサーの町亞聖さん(以下、町さん)が務めました。
今回認定された6アイテムと事業者のコメントをお届けします。
認定品① 蕨産のゆずを使ったマドレーヌ
「蕨産のゆずを使ったマドレーヌ」は、蕨の農家の方が丹精込めて育てた柚子を使ったマドレーヌ。
希少性の高い蕨産の柚子を、果皮まで無駄なく使用しています。
廃棄を減らすとともに、柚子の爽やかな味わいが楽しめるお菓子です。
認定された事業者と蕨ブランド審査会のコメントはこちら。
「蕨は住宅地ですので、農家さんも少ないです。そんな中、蕨産の柚子を使ったマドレーヌを作らせていただきました。
蕨の柚子は、非常に少ないのですが、丁寧に育てられています。その優しい味わい、地元の味わいを皆さんにも味わっていただきたいと思っています。」(株式会社あぶらび・田口さん)
「蕨の農家さんが育てた柚子を使い、障がい者を雇用する事業所で作られています。高齢者から障がい者まで、まさに多様性が詰まったマドレーヌです。ぜひ、生産者など関わった方々の顔を思い出して食べてもらいたい一品です。」(蕨ブランド審査会・町さん)
認定品② 双子織ヘアバンド 織り髪 -Origami-
「双子織ヘアバンド 織り髪 -Origami-」は、蕨の伝統織物である双子織を使用したヘアバンド。
双子織と無地の布を組み合わせることで、どの世代でも取り入れやすいファッションアイテムになっています。
「蕨に伝統織物があることの周知と、ママから子へ双子織を繋いでいく橋渡し」がコンセプトになっていて、年齢や髪形を問わず双子織が楽しめます。
認定された事業者と蕨ブランド審査会のコメントはこちら。
「私は蕨生まれ蕨育ちですので、私にも何かできることはないかと考えていました。伝統の双子織と出会い、若い人にも双子織を使ってもらいたいという気持ちからこのヘアバンドを作りました。双子織を子ども達の代まで伝えていきたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。」(kalra・山田さん)
「審査会としても、このヘアバンドをどのような場面で着用したらいいかと話題になりました。例えば、女子サッカーの観戦時に揃って着用するなど、かなり活発な議論となりました。ただ認定するだけでなく、そういったワクワクする会議ができる機会をいただきまして、ありがとうございます。」(蕨ブランド審査会・町さん)
認定品③ わらびもちショコラ
「わらびもちショコラ」は、地名にちなんだ「わらび餅」とファンの多い「チョコレート」、そして「パイ生地」を双子織のように組み合わせたお菓子です。
コンセプトは「蕨をアピールする新感覚お土産スイーツ」。
「ラ・パティスリー・ドゥ・フレル」のイメージカラーであるピンクを、双子織縞模様に仕上げたパッケージが目印です。
認定された事業者と蕨ブランド審査会のコメントはこちら。
「5年ぐらい前に開発した商品が、こうして蕨ブランドに認定されて感慨深いです。ありがとうございます。
元々、世界に発信する為にお店を始めたので、これを手始めに、埼玉、日本とどんどん広げられるように頑張っていきたいと思います。(株式会社フレル・田村さん)
「田村さんは蕨のお土産品(わらびの蕨もち)の開発でもご一緒させていただいたのですが、こだわりが半端ではありません。今回も商品としての完成度は抜群ですので、どこに出しても恥ずかしくないお菓子になっています。」(蕨ブランド審査会・町さん)
認定品④ ぎゅうぎゅうわらびグッズ
「ぎゅうぎゅうわらびグッズ」として認定されたのは、「Tシャツ」、「マグカップ」、「トートバック」、「キーホルダー」の4種類。
人口密度日本一の市・蕨市らしい密度で、可愛らしいワラビーがぎゅうぎゅうにひしめきあっています。
「実際に身につけてかわいいと思えるファッション性」にこだわりつつ、蕨市が目指す「コンパクトシティ蕨」をポジティブなイメージで表現したデザインが人気です。
認定された事業者と蕨ブランド審査会のコメントはこちら。
認定書授与式では、デザインを担当した杉本さんに代わり、橋本さんがコメントを代読しました。
「ぎゅうぎゅうわらびグッズは、地元の蕨を盛り上げたい。もっと多くの方に蕨を知ってもらいたいとの想いから企画し、デザインをつくり上げました。
日本一人口密度の高い蕨を、動物のワラビーがぎゅうぎゅうの様子とかけて、蕨市が掲げるコンパクトシティを表現しました。
実際に身につけても可愛い、プレゼントにしても喜ばれるデザインにこだわりました。」(株式会社オルアージュ)
「一つの商品でなく、ロゴを認定するのも新しい形として文句なしの認定となりました。
デザインが文句なしにかわいいですよね。人口密度が高いという点を、ぎゅうぎゅうという言葉で表しているのも、和気あいあいとした雰囲気が伝わってきます。」(蕨ブランド審査会・町さん)
認定品⑤ 小さな蕨の小さなパン 結
「小さな蕨の小さなパン 結」には、蕨市のマスコット「ワラビー」の焼き印を刻印。
生地に練乳を練り込むことで、きめ細かくほんのり甘いパンに仕上がっています。
「結」という名前には、「多機能型事業所スマイラ松原」を支えてくれる地域の方々への大きな感謝、そして、地域の方々と利用者の方々の出会いをいつまでも大切にしたいという想いが込められています。
「障害のある方の就労を支援する施設として、約20年間、市内の公民館などでパンの販売を行っています。利用者の方々の、地域の役に立ちたいという大きな想いが「小さな蕨の小さなパン 結」には込められています。
これからも地域の絆を深め、蕨のPRになるように、美味しいパンを作っていきます。」(多機能型事業所 スマイラ松原)
「掌に乗るサイズの小さな食パンで、その味を思い出しただけ口の中に甘味が広がる美味しいパンです。パッケージには双子織の帯もデザインされている蕨愛のぎゅっと詰まったパンです。
コンパクトなので、蕨の手土産品として、蕨以外の場所へと広がっていってくれればと思います。(蕨ブランド審査会・町さん)
認定品⑥ わらびりんごシャーベット
「わらびりんごシャーベット」は、その名の通り「わらびりんご」を使用したご当地シャーベットです。
蕨で誕生した日本一早く実がなるりんご「わらびりんご」を、その特徴がしっかり味わえるようにと果汁をたっぷり使用しています。
爽やかで甘酸っぱい「First Love Flavor(初恋風味)」がキャッチコピーになっていて、リンゴを思わせる真っ赤なパッケージが印象的です。
認定された事業者と蕨ブランド審査会のコメントはこちら。
「農業関係の団体として、生産を主に行っています。わらびりんご以外にも色々とやっています。
今後や公園に田んぼや畑を設け、そこでお米や麦、大豆を育てて、わらびりんごを使った味噌を作れればと夢を広げています。
子ども達が遊びながら、自分たちで育てて、収穫して、加工までするような、興味を持ってもらえるようにしていければと思っています。」(わらびりんご生産管理団体・奥田さん)
「わらびりんごシャーベットは、わらびりんごの甘酸っぱさにかけた「初恋風味」というキャッチフレーズがまたにくい。パッケージも味も抜群です。
「わらびりんごサイダー」に次ぐわらびりんご商品の認定で、蕨ブランドがわらびりんごの歴史を復活させるということもあるという発見もありました。」(蕨ブランド審査会・町さん)
2023年3月下旬、大宮で「お披露目・販売会」開催!
「蕨ブランド認定書授与式」終了後には、認定を受けた事業者の方々と賴髙英雄蕨市長、司会を務めた町亞聖さんらとで記念撮影や、商品の試食が行われました。
そして2023年3月23日(木)~26日(日)には、大宮駅東口から徒歩1分の場所にある「まるまるひがしにほん 東日本連携センター」にて、今回のアイテムを含む蕨ブランド認定品全アイテムのお披露目・販売会も開催予定です。
こちらにつきましては、詳細が分かり次第改めてお知らせします。
「蕨市役所 仮設庁舎」はこちら↓