【蕨市】もはや市民歌謡のレベルじゃない!? あなたは「第5回 昭和歌謡紅白歌合戦」を体験したか!?
8月28日(日)「第5回 昭和歌謡紅白歌合戦」開催!

8th 蕨市民音楽祭
2022年8月27日(土)~28日(日)の2日間に開催された「8th 蕨市民音楽祭」
その中の企画の一つ、「第5回 昭和歌謡紅白歌合戦」が2022年8月28日(日)に「蕨市民会館コンクレレホール」で開催されました。

第5回 昭和歌謡紅白歌合戦
「昭和歌謡紅白歌合戦」で自慢の昭和歌謡を披露できるのは、最大150名の厳しいオーディションを勝ち抜いてきた28組(内、初出場10組)。
そして「昭和歌謡紅白歌合戦」のすごいところは、全曲、バンドによる生演奏をバックに歌うところ。
伴奏を担当する「明星楽団」は、年代も音楽経歴ジャンルも異なるボランティアバンド。
「昭和歌謡紅白歌合戦」の仕掛人の一人で、「明星楽団」にも参加する「有限会社 染太郎」の影山洋さんは、
「めちゃめちゃ練習するよ。半年間、週末は西公民館で朝から晩まで練習だからね!」
と話します。
「昭和歌謡紅白歌合戦」は、唄だけでなく、伴奏にも注目ですね!
今回は「第5回 昭和歌謡紅白歌合戦」を現地で生観戦した筆者が、その模様をレポートします!
「第5回 昭和歌謡紅白歌合戦」一部をプレイバック!

トップバッターは最年少の山本晴子さん
「第5回 昭和歌謡紅白歌合戦」のトップバッターを務めたのは、蕨市内の中学校に通う山本晴子さん。
14歳での出場は、今回の最年少です。
フィンガー5の「恋のダイヤル6700(昭和48年)」を歌い、会場を盛り上げました。
山本さんが生まれるずっと昔のこの曲は、「TikTok」で知ったそうです。

最年長86歳の高水健次さん
最年少14歳に対して、今回の最年長出演者は高水健次さん。
その年齢はなんと86歳9カ月。
先日亡くなってしまったという奥様にこの唄を聞かせたかったという、アイ・ジョージの「硝子のジョニー(昭和36年)」を熱唱。
歌唱後のメッセージは、会場の涙を誘いました。

白組リーダーの入江崇史さん
白組のリーダーを務めた入江崇史さんは、4回目の出場。
ペドロ&カプリシャスの「五番街のマリーへ(昭和48年)」を歌い上げます。

紅組リーダーの本田静香さん
紅組のリーダーを務めたのは、本田静香さん。
4回目の出場となる今回歌ったのは、初代コロムビア・ローズの「東京バスガール(昭和32年)」
一時期、夢だったというバスガールのコスチュームで歌を披露しています。

「最優秀歌唱賞」を受賞したワラビスタルキングの2人
デュオとして初出場のワラビスタルキングさんは、クリスタルキングの「大都会(昭和54年)」を披露。
完全にコピーしているのは見た目だけでなく、抜群の歌唱力を披露。
今大会の「最優秀歌唱賞」にも選ばれました。

紅組のトリを務めた東海林真伊子さん
紅組のトリを務めた東海林真伊子さんは、2回目の出場。
大きな聖母のスクリーンをバックに、岩崎宏美の「聖母たちのララバイ(昭和57年)」を歌い上げました。
圧巻の声量と歌唱力で、会場を痺れさせました。

大トリを務めた鳥羽一男さんは「優秀歌唱賞」も受賞
初出場ながらオオトリを務めた、鳥羽一男さん。
最後は出演者全員が登壇する中、上條恒彦と六文銭の「出発の歌(昭和46年)」を歌唱。
会場全体を一つにまとめ上げ、「第5回 昭和歌謡紅白歌合戦」を締めくくりました。
「第5回 昭和歌謡紅白歌合戦」気になる結果は?

勝敗を決める投票
勝敗を決める方法として、今回から新システムが導入されました。
会場を訪れた観客に、入場時に手渡される団扇。表が赤で、裏が白になっています。
観客は、勝ったと思う方の面をステージに向け、その数を「日本野鳥の会」ならぬ「日本野鳥の数を数えたい会」が数え、最後は、賴髙英雄蕨市長による投票が行われます。
その様子は、本家「NHK紅白歌合戦」さながらの雰囲気です。

白組の連覇で幕
結果は、昨年に引き続き白組が連覇。通算成績を3勝2敗としました。
およそ3時間半にもおよぶ熱いステージは、あっという間に幕を下ろしました。
元々、昭和歌謡が好きで会場を訪れた方はもちろん、出演者の関係者の方々など、来場した方は皆さん、昭和歌謡の世界にどっぷり魅了されたことでしょう。
ステージに立つ方々はもちろん、関係者の方々、会場で観覧している方々、その全員が心から楽しんでいることが伝わる「昭和歌謡紅白歌合戦」
果たして、この規模で、全曲生演奏で行われている市民歌謡イベントは他にあるのでしょうか?
「第5回 昭和歌謡紅白歌合戦」の模様は、蕨市のケーブルテレビ「ウインク」や、「蕨市YouTubeチャンネル」にて公開予定です。
その模様を観たら、きっとあなたも2023年に開催予定の「第6回 昭和歌謡紅白歌合戦」では、会場を訪れたくなってしまうでしょう。
もしかしたら、オーディションを受けたくなってしまうかも!?
「蕨市市民会館コンクレレホール」はこちら↓