【蕨市】蕨市天然記念物の『三学院・藤棚』一般公開が開始！「わらび藤まつり」は4月29日(金)開催！

2022年4月29日(金)　わらび藤まつり　開催

2022年4月29日(金)、蕨市のゴールデンウィーク開幕を知らせるお馴染みのイベント「わらび藤まつり」が開催されます。

開門は午前10時。

例年、同日に開催される「中仙道蕨宿苗木市」は、残念ながら新型コロナウイルスまん延防止の為、2022年も開催中止となってしまいました。

しかし、当日は『地蔵の小径』から『三学院・藤棚』までの道のりには、日本舞踊のステージや和菓子付きの野点も行われます。

また、2022年4月29日(金)開催の「わらび藤まつり」に先立ち、2022年4月23日(土)より、一般公開も始まっています。

蕨市天然記念物　三学院のふじ

『金亀山極楽寺三学院（以下、三学院三学院）』の藤の花は、蕨市天然記念物にも指定されています。

その樹齢は不明ながら、根回り約3.5m、幹回り約3.5m、棚面積約395㎡を誇る、大きな藤です。

通常は一般公開されておらず、例年、花の見頃を迎えるこの時期に、期間限定で一般公開されています。

2022年は、4月23日(土)～5月1日(日)の10時～16時に公開されています。

新型コロナウイルスの感染状況や、花の見頃によっては、公開期間が変更される可能性もあります。

金亀山極楽寺三学院

『三学院』の中も、様々な花が咲いていて、綺麗な庭園を見学できます。

『三学院』は京都にあります『新義真言宗智山派総本山智積院』の末寺です。

正確な創立年代は不明ですが、本来であれば今月開帳予定だった本尊の「木造十一面観音菩薩立像」が平安時代後期の作であることや、その他の資料により、中世以前の創建と考えられています。

1591年(天正19年)には、当時の将軍・徳川家康より、寺領20石を寄進する旨の朱印状が授与されており、以後、徳川歴代将軍からも同様の朱印状が与えられています。

蕨市の中でも、歴史的価値の高いスポットですので、藤の花を観賞した際には合わせてご覧になってみてはいかがでしょうか。

ルールやマナーを守った上で、藤の花の見学を

藤の房の切除や、庭内での飲食など、『三学院・藤棚』の一般公開についてはいつくつかのルールがあります。

また、入り口では手指をアルコール消毒するなど、感染症対策についてのマナーも守りましょう。

『三学院・藤棚』の一般公開は、2022年4月23日(土)～5月1日(日)の10時～16時を予定。

「わらび藤まつり」の開催は、2022年4月29日(金)を予定しています。

『三学院・藤棚』はこちら↓