【蕨市】蕨を代表する老舗中の老舗!1月5日(火)に新装開店した『うなぎ今井』さんにお邪魔してきました!
新型コロナウイルスによる影響が日本中で出始めた2020年2月より休業し、店舗改装工事にはいっていた蕨を代表する老舗『うなぎ今井』さんが、2021年1月5日(火)に新装オープンしました。
『うなぎ今井』さんは中仙道蕨宿が整備された江戸時代初期に、この街道で旅人を相手にお茶屋として開業しました。
その後、荒川の鰻を扱い始め、蕨宿を利用する旅人たちに評判となり、噂が噂を呼んで鰻の専門店となっていったそうです。
江戸時代は1603年から1867年の265年間のことですから、その歴史は約400年にもなる老舗中の老舗です。
訪問した2021年1月6日(水)の鰻は鹿児島県産。
あまり知られていませんが、鹿児島県は鰻の生産量日本一を誇る名産地です。
シラスウナギ(稚魚)が多く獲れるのもありますが、その温暖な気候とシラス台地の豊富な地下水という好環境が、良質な鰻を育てます。
以前の歴史を感じる趣ある店内もお店の歴史を強く感じられましたが、一新された和モダンな雰囲気も魅力的です。
多くのファンが新装開店を待ち望んでいたこともあり、訪問時には1階の4人掛けの小上がり席×2、4人掛けのテーブル席×2、2人掛け×4が満席でした。
しかし、ゆったりとスペースを確保されているので圧迫感や密集感はそこまで感じません。
すべてが一新されたように感じる中で、小上がり席には改装前のお店から使用していたテーブルを見つけました。
新しい中に歴史ある部分を見つけると、どことなく嬉しく感じますよね。
2階は個室が3部屋あるようです。
お待ちかねの「うな重(3,300円)」がこちら。
お店の長い歴史とともに歩んできた“タレ”を纏い炭火に焼かれた鰻の照り具合、香ばしい香りが食欲をそそります。
一口食べると、脂ののった厚みのある鰻は非常に柔らかくふっくらした食感とともに、鰻の旨味や脂味、タレの甘味が口いっぱいに広がります。
また『うなぎ今井』さんの「うな重」は“お重”が深く、ごはんもしっかり盛られています。
タレがかかったご飯はそれだけで主役を張れる味わいですよね
香り高く、出汁の効いた優しい味わいが楽しめる「肝吸い」もオススメです。
肝のプリプリした食感もたまらなく、「うな重」同様、何杯でもいただけてしまいそうです。
鰻はご注文から提供まで時間がかかる為、まずはおつまみと瓶ビールを味わいつつ、鰻の到着を待つのはいかがでしょう?
忙しい間ではなく、お時間あってゆっくりできる時の訪問することをオススメします。
お店で食べる時間がない方にはお土産や出前も対応しています。
『うなぎ今井』さんはこちら↓