【蕨市】成年式発祥の地・蕨では2021年1月の「第75回 成年式」を開催する予定です。
本日2020年8月15日は終戦記念日。太平洋戦争の終戦から75年が経ちました。
終戦の翌年1946年、まだまだ戦争の傷跡が大きく深く残っていた社会で、蕨町青年団が中心となり、「次世代を担う若者を、まちを上げて激励しよう!」という趣旨で「青年祭」が開催されました。
蕨第一国民学校(現在の北小学校)にて開催された「青年祭」には約100名の若者が来場し、現在の式典の礎となる「成年式」が行われました。
それ以来、蕨では「成人式」ではなくて「成年式」として式典を行っています。
全国に先駆けて行われたこの企画が全国に広がり、2年後の1948年には“成人の日”として国民の祝日となりました。
“成人の日”は、例年、蕨市が「成年式発祥の地」として注目される年に一度の日です。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響から、人が集まるイベントの自粛や規模縮小が続いていますが、蕨市では来年2021年の成人式開催を予定通り開催する方向です。
また、2022年から成人年齢が18歳に引き下げられてからも、20歳を対象に「成年式」を開催していく予定だそうです。
まだまだ予断を許さない新型コロナウイルスとの争いですが、『第75回 成年式』が行われる頃には、何も心配なく新成人の門出を祝えるようになっていることを願うばかりです。
「成年式発祥の地記念像」はこちら↓